インプレスグループの運営するサイト「Inernet Watch」に、「中国から日本のメールサーバー内のメールが受信不能に」という記事が載っていた。記事が指摘する通り、ここ上海でも、「先週初めから、日本のメールサーバーに置かれたメールが中国から受信できない状況」が続いていた。サーバーに接続できずエラーが出るか、あるいはつながってもすべてダウンロードする前に接続が切れてしまうのである。中国から日本のサーバーへの接続が一律不可能になっていたわけでもなければ、接続不可能のサーバーにも運がよければダウンロードできていたようである。私自身は、「Webメーラーでアクセスした場合には無事にメールの閲覧・削除ができ」ていたので、特に大きな不便を感じなかった。
まさか、ただの技術的な障害だとは思えない。インターネットで中国から日本(=海外)へアクセスする際には、こうした障害がたびたび起こることを覚悟しなければならない。 「中国国内のファイアウォールがメール受信に用いられるPOP3のTCP 110番ポートを遮断した可能性が高い」と記事は分析しているが、なぜ先週一時的に遮断されたのか、その理由はよくわからない。
記事では、受信できなくなった場合の対処法として、3つの方法を挙げている。1)Webメーラーを利用する、 2)転送メールを利用する、3)リモートデスクトップを利用する、である。このうち3番目は、あまり実用的な方法とは思えない。基本的には、1番目を利用するのがいいだろう。実際に私もこの方法を使っている。特に複数のパソコンを使い分けている場合はこの方法が一番便利で、メールの閲覧後に削除すべきメールは削除し、保存する必要のあるメールだけメールソフトを立ち上げてダウンロードする。2番目の場合、転送先のサーバーからメール受信できることを確認する必要があるし、中国のサーバーへ転送すればプライバシーの心配もある。またメールを元のサーバーに残すとすれば、管理も面倒になる。
そもそも、「アクセス障害」を書いた時のように、日本のサイト自体にアクセスできないようになってしまうならば、こうした対処法はまったくの無意味と化す。ただ中国政府としても、影響力のあまりに大きな海外サイトを半永久的にブロックするのは、現実問題不可能であろうが。
私自身は今のところそこまでする必要を感じていないのだが、プロキシサーバーを経由したり匿名接続を行うことができる 「Tor(The Onion Router)」というソフトを利用したりして、アクセスブロックを回避する方法がある。中国在住者のブログなどで紹介されている。私も試してみたが、設定の仕方が悪いのか、相変わらずアクセスの遮断されているサイトにアクセスできない・・・。そんなに難しい設定というわけでもないのに、なぜだろう?
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関連リンク:
・「中国のインターネット規制」
・「中国のインターネット規制をかいくぐる」
・「接続できないウェブサイトにつなげよう」






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