昨日、約束していたデートを彼女に取り消されてしまった。あるテレビ番組のおかげで。
あるテレビ番組とは、【湖南卫视(湖南衛星テレビ)】のオーディション番組【超级女声(スーパー歌姫)】のこと。2月に始り15万人が参加したこのオーディションは、今晩が最終回。最後まで勝ち残った3人の歌姫たちが、優勝をかけて最後の戦いに挑む。普段は1時間のところ、この決勝戦は4時間のスペシャル拡大版。絶対に見逃すわけにはいかない!
「テレビ番組の方が僕より重要なの!?」
「子供みたいなこと言わないでよ!!」
まったく、一体どっちが子供みたいなんだか・・・
とにかくこの“超级女声”はとてつもない人気らしく、私と彼女の携帯メールのやりとり聞いた同僚たちも、「おもしろいよ~」「とにかくあんたも見なさいよ!!」と激しく推薦。「そんな番組、見ないよ!」と私はつっけんどんに返事した。
翌朝、香港のフェニックステレビを付けると、8/13のエントリーに登場した何亮亮氏が報道番組でこの“超级女声”の人気ぶりについて、携帯のショートメールやインターネットを通じて視聴者が番組に参加し、娯楽番組の市場化がかつてないほど進んだ証左とコメントしていた。
この番組からは、“PK(Player's Killing)”という流行語まで生まれた。彼女の話によると、審査員審査の最低得点合格者と視聴者審査の最低得点合格者が生き残りを賭けて“決闘”を行い、すでに敗退の決定したオーディション参加者がそれを評価する、という審査方法のことらしい。このように同番組では、審査員による審査や視聴者による投票以外にもさまざまな審査方法を駆使し、参加者は歌唱力だけでなく、性格などの個人的な魅力も同時に審査された。
結局この決勝戦は、視聴者の携帯ショートメールによる投票により、番組で【玉米(とうもろこし)】とあだ名を付けられた四川省成都市出身の音大生、李宇春さんが352万票を獲得して優勝した。決勝まで残った“超女”たちには、すでにびっしりとスケジュールが組まれているらしい。10月1日からはコンサートツアーも始まる。翌日の新聞には、芸能界の厳しい現実を知らない彼女たちはこれからやっていけるのだろうか、と心配する記事が躍っていた。
参考:
*優勝した“玉米”と決勝まで残った2人の写真。
*MSN-Mainich INTERACTIVE(2005/8/27)にもこの番組を紹介する記事が載っていた。
<追記>9/26
アクセス解析の分析によると、最近、「超級女声」という検索語から私のブログを見つける人が多いことに気付いた。試しにgoogleで検索してみると、30,500件ものページがヒットした。今日はその中から、NIKKEI NET BizPlus の記事と村上龍氏主宰のメールマガジン JMM [Japan Mail Media] の記事を紹介しておきたい


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